かわいひでとし日記

晴耕雨読

思うこと、こころもち、脳内風景


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数学映画
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    JUGEMテーマ:映画

     

     

    モロ文系で数学どころか数字に弱い自分だが、

    いつも自分が好きな映画とは違う2つの映画を見て、

    なんだか感動してしまった事がある。

    いつも自分が好きな映画とは違うというのは、

    その2つの映画が「数学映画」とでも言える内容の映画だったからだ。


    「天地明察」は江戸時代の天文暦学者・渋川春海を描いたもの。


    「アルキメデスの大戦」は戦艦大和建造に関する数学者の物語。


    どちらも、別に数学に詳しくなくても見られるけれど、

    どちらの映画も、なんだか夢中で見てしまった。

    日本の数学といえば、江戸時代の数学者、関孝和が有名で、

    和算という独自の数学で世界よりも早く微分積分を発見したと言われている。

    江戸時代には数学ブームが起こったとも言われていて、

    神社に設問の絵馬をかかげて、その難問を解き合うなんてことが起こっていたそうだ。

    「天地明察」には、そんなシーンが登場する、渋川春海が新しい暦を作る物語。


    「アルキメデスの大戦」では、

    数字は嘘をつかない、数字こそ真実だ、と言っていた若い数学者に

    真実?そんなものに何の意味が有る。

    実社会にはそんなものではゆるがない真の正義というものが有るんだよ、

    と言う老いた造船中将は、この戦争の終わり方まで見据えていたのだった、、、。


    数字に弱い自分が数学の事を語るのは無理が有るのだけれど、

    そんな自分でもすごく面白く映画を見られました、という話です。

    この2つの映画、別に数学に弱くても大丈夫なんで、お勧めします。


    アルキメデスの大戦 山崎貴:監督 菅田将暉:主演
    https://eiga.com/movie/89507/


    天地明察 滝田洋二郎:監督 岡田准一:主演
    https://eiga.com/movie/56036/



    文系味噌


     

     

     

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    | かわいひでとし | 映画やテレビ歌舞伎や芝居 | 09:52 | comments(0) | - |
    サマーフェスティバル in 大阪
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      JUGEMテーマ:歌舞伎

       

       

      大変お世話になった人の息子さんがトラブルを起こしてしまい、彼をかくまう為に仲間たちが奔走するものがたり。

      夏祭りの季節の大阪です。

      彼をどこにかくまうか、という話になったとき、お辰さんという女性が、ぜひ、私のところに、と言います。

      しかし、若い男を若い女の所にかくまうというのはどうもまずい、思案のほか、という事が起こりうるから、と、リーダー格のサブに言われてしまいます。

      お辰さんはムっとします。

      何を言ってるんですか、あほらしい、、。

      いや、でも、あんたの顔には色気が有るからダメだよ、とサブは言います。

      私が大変お世話になった人の息子さんです、私がお世話したいのです、と、お辰さんは頭に来てしまいます。

      お辰さんは、部屋の片隅に有った火鉢に目をやります。

      そこには鉄棒がかかっていて、熱くなっていました。

      お辰さんはとっさに、ある決心をします。

      すっと立ち上がって火鉢の所へ行き、熱くなった鉄の棒を取って、

      顔に押し付けたのです。

      顔はやけどで醜く傷ついてしまいます。

      お辰さんは、きっぱりと言います。

      サブさん、思案のほかというこの顔に傷つけました、これでも色気が有りますか?!

      このやんちゃな若者たちの物語、実は、江戸時代に作られた若者たちのドラマです。

      歌舞伎で演じられる「夏祭浪花鑑」(なつまつりなにわかがみ)という演目の1シーンです。

      お辰さんが女の心意気を見せる、見せ場です。



      18代目中村勘三郎さんが、ニューヨーク公演に選んだ演目でもあります。

      このニューヨーク公演は地元のメディアに大絶賛されました。

      劇評に辛口なニューヨークタイムスも、大絶賛でした。

      「実際に火傷をしないまでも、女性ならこの気持ちが解るでしょう」と。

      https://www.youtube.com/watch?v=dY2yQzxXBgU



      歌舞伎という演劇は、堅苦しいものではありません。

      まあ、中には眠くなってしまうものも有るには有るけれど、歌舞伎は庶民の為の演劇です。

      これほど素晴らしい演劇は他には無い、世界一の演劇だ、という人も日本だけでなく外国の人でも言ってくれます。

      日本で生まれたなら、一度は見ておいたほうが良いのではないでしょうか。


      歌舞伎は演技を見るものだ、と良く言われます。

      ストーリーを追って見るのではなく、味わう為に見るもの、なのではないでしょうか。

      演技も様式的で、リアルな芝居では無いのです。だからこそ、見る者の頭の中で焦点を結ぶ、非常に高度な演劇です。

      見たことが無い人はぜひ、見てみてください。

      見る場合は、演目を選ぶ必要が有りますけどね、眠くなっちゃうやつだとあれなんで(笑)


      歌舞伎を初めて見る人などは、セリフが聞き取れなかったりするものですが、よくよく聞いてみると聞こえてくるようになってきます。

      歌舞伎が好きな人は、こういう見せ場のセリフを暗記していたりします。

      「もし、サブさん、思案のほかというこの顔え、傷つけました、さ、これでも色気がござんすか〜」なんて。

      ストーリーが判った上で見ていると、義太夫(舞台の横でストーリーを語る)が何を言っているかも聞こえてきます。


      初めて見る人は劇場で「イヤホンガイド」を利用しましょう。芝居を見ながらイヤホンで解説してくれます。

      歌舞伎には時代劇(時代物)と現代劇(世話物)が有ります。

      世話物は、江戸時代の現代劇です。そのほか、踊りや松羽目物(能を歌舞伎に移植したもの)も。

      本当は歌舞伎を映像で見る事はお勧めできません。

      やはり、ナマで見る華やかさは素晴らしく、映像とは大違いなのです。

      映像で見ていると、退屈に感じてしまう部分も有ると思います。

      歌舞伎座の贅沢な雰囲気も楽しく、是非リアルでご覧になる事をお勧めします。



      初めて見る人にお勧めしたい演目(個人的意見です)

      梶原平蔵誉の石切(時代物)
      https://www.youtube.com/watch?v=3cDW4LCqguk


      鰯売恋曳網(世話物)
      https://www.youtube.com/watch?v=7vR0WlznXzw


      狐狸狐狸ばなし(世話物)これは歌舞伎ではないですがおなじようなもんだ
      https://www.youtube.com/watch?v=pJXie9KaP-o


      奥庭 狐火(世話物)
      https://www.youtube.com/watch?v=u9fvKbAqrDg


      夏祭浪花鑑(世話物)
      https://www.youtube.com/watch?v=I988H-t1n0w




      仏壇の小引き出しの中に

      江戸時代の人のセンスが良すぎる件

      でかしゃった、でかしゃった、政岡の慟哭

      お辻さんの決断

      今けーったよ

      歌舞伎の演目

       

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      | かわいひでとし | 映画やテレビ歌舞伎や芝居 | 05:48 | comments(0) | - |
      江戸時代のエンタメ業界が天才な件
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        JUGEMテーマ:歌舞伎

         

         

        江戸の町は夜10時になると、防犯の為、町々に有る木戸を閉めて行き来ができなくなります。

        ただし、急なお産や、火事などの場合は、門番に告げるか、

        櫓の上の太鼓を叩いて緊急事態で有ることを知らせると木戸を開けてもらえます。

        ただし、緊急事態ではないのに、みだりに太鼓を叩くと厳しく罰せられます。

        物語では、追っ手に追われる仲間を救う為に、お七が櫓に登って太鼓を叩きます。

        雪で真っ白になった江戸の町、赤い着物を着たお七が決死の覚悟で櫓に登ります。

        なんという美しい光景でしょうか。

        江戸時代の人たちは、本当に天才だと思います。

        https://www.youtube.com/embed/SprDa3ZFk5w?start=9236


        この物語は、実際に江戸で起きた事件を元にしています。

        八百屋のお七という少女が、火災で非難した先のお寺で、イケメンのお坊さんに恋をしてしまいます。

        非難がとけて、家へ帰ったお七は、もう一度あのお坊さんに会いたい、と思いつめ、

        また火事が起これば会える、と、放火をしてしまう、という事件です。

        その事件を元に物語が書かれ、それがまた脚色に脚色を重ね、色々なバージョンで芝居として演じられました。

        回り舞台に両花道、なんという美しさでしょうか。

        まったくもって、深い教養を元にした素晴らしい舞台芸術を作る江戸の芝居関係者、作家たちは、まさに天才です。

         

        江戸時代の人のセンスが良すぎる件

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        | かわいひでとし | 映画やテレビ歌舞伎や芝居 | 14:31 | comments(0) | - |
        歌舞伎の演目
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          JUGEMテーマ:歌舞伎

           

           

          自分が生まれて初めて歌舞伎というものを見たのは、20歳くらいの時だったと思う。

          80歳代の知り合いから、チケットをプレゼントしてもらったのだった。

          「歌舞伎って見たことある?」

          「いや、無いです」

          「そう、じゃあ今度見てごらん」

          ということで、チケットをプレゼントされました。

          初めて見るのなら、このお芝居はいろいろとケレンが有って、見た目にも面白いから見ていて飽きないと思うよ、と勧めてくれたお芝居が「四の切」でした。

          義経千本桜 川連法眼館の場

          あの舞台は、誰の舞台だったのだったか良く覚えていないのだけれど、たぶん、三代目 市川猿之助丈だったと思います。

          なるほど、初めて見る若い人に勧めるには良いお芝居かもしれませんね。

          それも、猿之助の四の切なんて、初めての人でも面白いと思いますよね。

          この、初めて歌舞伎を見る人に、どんな芝居を勧めるか、というのは人によって随分意見が違うものなのですね。

          意外と多いのは「勧進帳」だったりします。

          勧進帳ねぇ、、、そうかなぁ、、、

          俺だったら何を勧めるだろう、、、

          やっぱり、イヤホンガイド付きで石切梶原かなあ、、、

          あなたなら何を勧めますか?

           

           

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          | かわいひでとし | 映画やテレビ歌舞伎や芝居 | 17:24 | comments(0) | - |
          コロナ自粛映画鑑賞月間
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            ラストエンペラー

            史実とは違う等のことは、置いておくとして、
            こういう大河ドラマはやっぱりいいな、と思う。
            この映画を見て、「さらば我が愛 覇王別姫」を思い出した。
            前政権(王朝)の指導者を徹底的に叩き潰す、
            墓からひきずり出して鞭打つような、中国史の過酷さは、
            いつ見てもいたたまれない様な気分になる。
            キンペーさんもそのうち、三角の帽子を被せられて引き回されるのだろうか、
            なんて思うけれど、それを「ざまあみろ」とはとうてい思えず、
            やっぱりいたたまれなくて正視できないと思う。
            日本に生まれてよかった、、、。




            日本のいちばん長い日(2015年)

            1967年の同名映画を越えることはできていないのかもしれない。
            ただ、モッくんの昭和天皇は極上だった。
            モックンってほんとにすごいと思う。
            立憲君主としての昭和天皇は、内閣の助言に従うのだが、
            2回だけ親裁したことが有った。
            それが226の時と、終戦の時。
            自分はどうなっても構わないが、日本を未来につなげるために、
            ポツダム宣言を受け入れるという決断は、天皇だからこそできた決断だと思う。


            予期せぬ出来事

            七人の侍のような、こういう組み立ての映画は本当にいいと思う。
            ただ、今見るとちょっと古くてかったるい。
            今となっては、もう少しテンポ良く進んでもいいのだろうなあと思う。
            豪華スターがずらりと出演しているけれど、演技はそれほど良いとは思わなかった。
            ただ、若かりし頃のマギー・スミスさんの演技は心に染みました。
            マギー・スミスさん演じる秘書が、初対面の実業家に〇〇(ネタバレ回避、伏字)を申し込むシーンは、じーんとしました。
            映画を作りたい人は、この映画や、七人の侍は、とても良いお手本だと思います。


            カプリコン1

            ネタバレ無しで、全く内容を知らずに見るほうが良いと思います。
            人類が火星に行く事になったけれど、、、、、
            SF映画ではありません、サスペンス映画です。
            面白いと思いますよ。


            ユナイテッド93

            9.11 同時多発テロ。
            ハイジャックされた旅客機のドキュメンタリー風映画。
            こういう状況になったら、腹を決めて、立ち向かうしかないでしょう。
            なんせ、飛んでいる飛行機の中です。
            助けも来ません。時間も限られています。
            犯人は自爆するつもりです。
            立ち向かうしかないでしょう。
            同内容の「エアポート ユナイテッド93」という映画も有るようです。


            嘘を愛する女

            決してつまらなくはない。
            もうちっとこう、中身に踏み込んで欲しかった。
            表面的すぎるなあ、、、



            映画の見方

             





             

             

             

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            | かわいひでとし | 映画やテレビ歌舞伎や芝居 | 12:46 | comments(0) | - |
            映画の見方
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              JUGEMテーマ:映画

               

               

              映画の感想をネットで見る事が有るけれど、

              実に評価が様々です。

              大感動した人がいるかと思えば、クッソつまんねぇと言う人も居る。


              自分の個人的な考えではあるけれど、映画についてひとくさり、、、。


              ステレオタイプ的に言いますと、ハリウッドの映画というのは「具体的」で、

              日本映画やヨーロッパ映画は「抽象的」と言えばいいんだろうか、、、、。

              要するに、ストーリーを追いながら、ハラハラドキドキしたりしながら見る映画と、

              ストーリーよりも、演技や雰囲気を味わいながら見る映画と、ふたつ有るんじゃないだろうか。


              ストーリーなんかどうでも良くて、演技を見せるためのものの究極が歌舞伎です。

              あれはほんとに、ストーリーなんてどうでもいいんですね。

              演技を見るんです。

              見てるほうは、セリフまで暗記してしまっているくらいもう解って見ている。

              全部解っているのになぜ見るのかというと、演技を見る為なんです。

              演技を味わう為に見ている。

               

              そういえば、「ニューシネマパラダイス」にも、

              セリフを全部暗記しているお客さんが出てきましたね。

              あの人は演技や雰囲気を味わって見ているんですね。


              一方、ハリウッドの映画では、最後に大どんでん返しが有るだの、まるで本物みたいな映像だの、

              そういうところを追いかける映画が多い。


              ハリウッドの映画でも、たとえば「タイタニック」などは演技を見る映画でしたね。

              ストーリーなんて、見る前から分かっている訳で、氷山にぶつかって沈没するんだというのはわかっている。

              あの映画の良いところは、演技ですよね。

              素敵な演技がたくさん出てきます。ほんとに素晴らしい演技に感動した映画です。

              主役のふたりよりも、周りを固めている脇役の人たちの名演技に感動しました。

               

              逆に、ストーリーや映像美で感動した映画と言えば、「未知との遭遇」でした。

               ああいう圧倒的な映像の映画というのがまだあまり無かった頃なので、

              あの迫力ある映像に圧倒されて、立ち上がれないくらい衝撃を受けてしまいました。

              まるで、自分が実際に体験したかの様な衝撃でした。


              ストーリーも、演技も、どちらも演劇や映画には大切な要素ですが、

              どちらか一方にしか関心が無いと、ある人は感動し、ある人はクソつまんねえと言うのだろうと思います。

              芝居が好きな人なら演技を味わう事も多いと思います。

              ストーリーや映像を追う人に、芝居を好きになれと言っても、そんな事に関心が無いのだからしょーがない。

              というわけで、映画の評価が真っ二つに分かれるのはそういう事情なんじゃないでしょうか。

               

              熱演から思う、本質と枝葉

              大河ドラマはなぜこんなに面白いのか

              腕を挙げて上に伸びる

              小津、黒澤、山田

              鰻と酒で600円か

              昭和感    役者の輝き

              ゆっくり味わう

              仏壇の小引き出しの中に

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              | かわいひでとし | 映画やテレビ歌舞伎や芝居 | 11:30 | comments(0) | - |
              熱演から思う、本質と枝葉
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                JUGEMテーマ:歌舞伎

                 

                 

                文七元結(ぶんしちもっとい)という話が有ります。

                江戸時代の落語家、三遊亭圓朝という人が創った落語です。

                それが歌舞伎などでも演じられています。

                どういう話か、ざっと説明すると、、、


                左官の長兵衛さん、博打が好きで借金がかさみ、

                それを見かねた娘のお久が、自分で自分を吉原に身売りしてしまうのでした。

                それを知った長兵衛さんが急いで吉原の店に行くと、お久がいて、

                私が身売りしたこのお金で借金を返して、これからはまじめにやっておくれ、

                と、50両という大金を長兵衛さんに渡すのでした。


                お久、ありがとう、父ちゃんはこれから博打はやらずに一生懸命働いてお金をためて、

                お前を引き取りに来るからな、と泣きながらその50両を懐にしまって家に帰る途中、、、、


                隅田川のほとりで身投げをしようとしている若い男、文七に出会います。

                その男は集金した50両という大金を失くしてしまった、

                だから死んでお詫びをするのです、というのです。

                おまえ、なにも死ななくてもいいじゃないか、働いて返せばいいんだ、

                と言っても、そんな大金私には作る事は出来ません、

                だから死んでお詫びをするのです、というばかりでした。

                50両というのは今のお金でいうと500万円くらいでしょうか。

                丁稚奉公がすぐに稼げるお金ではありません。


                長兵衛さんは気の毒になって、悩みに悩んだ末、

                とうとう自分が持っていた50両をその男にあげてしまうのです。
                 


                この話の最後は、ほっこりするエンディングが待っています。



                ここで何が言いたいかというと、

                まず1つは、この話のストーリーを聞いて、

                女性の人権とかなんとか言い出すのは馬鹿げているということ。

                昔はそうだったのだから仕方がない。

                そして、娘が身売りするという「仕掛け」で物語を成立させているというだけのことで、

                本質はそこではない、ということ。


                2つめに言いたいのは、日本のこういう演劇や落語は、

                ストーリーがどうこういうものではないということ。

                全て、演技を見るためのものであるということ。


                お久の健気さをどう表現するか、とか、長兵衛さんの心の葛藤をどう表現するかとか、

                そういう所を役者がどう演じるかを見るのが歌舞伎観劇だということです。

                自分も「文七元結」は何度か見ていて、セリフまで暗記しているにもかかわらず、

                歌舞伎座で芝居を見ながら、やっぱり泣いてしまうのです。


                既に何度も見た事が有って、ストーリーからセリフまで知っているのに、

                この役者の演じ方が素晴らしくて、お久ちゃんが健気で泣けてしまう、

                長兵衛さんの気持ちが伝わって来て切ない気持ちになってしまう、と、

                それを体験しに劇場へ行っているわけなのです。

                なので、ここでストーリーをざっと読んだからといって、

                もう見て知っている気になってはいけないのです。



                さて、大河ドラマ「いだてん」です。

                日本初のオリンピック選手、金栗四三のエピソードに、

                昭和の名人と言われた5代目古今亭志ん生のエピソードをからませて話が進みます。


                若いころの志ん生さんが無銭飲食で牢屋に入れられてしまい、

                そこで、自分を育ててくれた師匠の死を知ります。

                牢名主からお前は噺家なら何かやってみろ、

                と言われて、師匠への思いを爆発させながら、

                渾身の「文七元結」を演じるシーンが有りました。


                元の落語の「文七元結」で泣いた記憶とドラマが絡み合って、

                森山未來の渾身の演技が涙無しでは見られない名場面でした。


                こういう絡ませ方はクドカンの真骨頂なのだなあと思います。


                必見の「いだてん」第16話はNHKオンデマンドでどうぞ。

                その辺のところを良く書いてくれている記事が有りました。

                『いだてん』森山未來の演技が凄まじい “古今亭志ん生”への一歩を踏み出した『文七元結』片山香帆



                「いだてん」と言えば、タバコを吸うシーンが多いと批判する人が居るという記事を読んだ事が有ります。

                そんな事言ったって、昭和のあの頃、タバコは吸うのが当たり前の時代だった。

                会社で仕事をしながら事務所の中でも、電車の中でも、禁煙なのに映画館の中でも平気で吸っていた時代です。

                学校の職員室でも、生徒がトイレでも、病院の待合室でも、サッカーの監督がベンチでもタバコを吸っていた。

                娘が売春婦として売られてしまう話だからダメだとか、タバコを吸うからダメだとか、

                そういう枝葉に文句を言わずに本質を見てほしいと、そんな事も思いました。

                そして、話の中に出てくる50両という金額。

                これは別に50両じゃなくても、100両でもいいし、20両でもいい。

                要するに「大金」という事が言いたいだけであって、具体的な数字はどうでも良い事。

                大河ドラマの中では「100両」と言っていましたね。

                どっちでもいいんですよ。

                片手で持って懐に入れられるので演出上都合が良いから50両になっているのでしょう。

                ちなみに、1両を現代のお金に換算すると、お米を基準に換算したり、

                色々な換算方法が有るので、1両は5万円とも言えるし、10万円とも言える様です。



                枝葉に囚われて本質を軽視してしまう人の事を

                IYI(知的バカ Intellectual yet Idiot)というのだそうで、

                そういう人間が社会のエリートとして官僚として幅を利かせているのがなんともやりきれない。

                森山未來さんの熱演に感動したところから、思いは流れ流れて、

                そんな所まで行き着いたのでした。




                長兵衛さんから50両を貰った文七は、集金した50両は盗られたのではなく、

                単に置き忘れただけだった事に気が付きます。

                そして、記憶をたよりに長兵衛さんの家へ、その50両を返しに行くのでした。

                文七は、元結(ちょんまげの根元を結ぶ紙)の販売方法を考案し、

                親方からのれん分けをしてもらい、自分の店を出すことになりました。

                そして、お久を吉原から受け出して、文七とお久は夫婦になるのでした。

                めでたしめでたし。

                 

                 

                 

                今けーったよ

                 

                 

                 

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                | かわいひでとし | 映画やテレビ歌舞伎や芝居 | 10:09 | comments(0) | - |
                江戸時代の人のセンスが良すぎる件
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                  JUGEMテーマ:歌舞伎

                   

                   

                  江戸時代の人って、なんでこうセンスがいいんだろう、と、良く思います。

                  色々なものを見て思います。ほんとにセンスいいなあ、、、、。



                  江戸で火事が有り、八百屋の娘、お七は避難場所になっていたお寺で、

                  イケメンのお坊さんを見て恋に落ちてしまいます。

                  避難が解けて帰宅しても、お坊さんを忘れられず、

                  また火事が有れば会える、

                  と思いつめ、自ら放火してしまった、という事件が実際に有った(らしい)。



                  それを題材に作られたお芝居で、文楽や歌舞伎、踊りなどで演じられています。

                  放火は火あぶりの刑になる大罪でした。

                  放火事件ですから、おぞましい事なのだけれど、これが「物語」になると、

                  恋い焦がれて、とうとう罪を犯してしまうという、

                  なんともドラマチック、ロマンチックな物語になるのです。

                  この話が色々な脚色で上演されました。



                  お七が恋い焦がれてついには放火をしてしまう、、

                  これを絵や舞台のシーンにするとしたら、どんな風に演出しますか?




                  火打石で、猫背になってゴミ箱に火をつけるシーンではどうも、

                  イマイチロマンチックじゃないですよねぇ、、、、。



                  なので、歌舞伎などでは「櫓のお七」として描かれます。

                  色々なお芝居が有るのですが、お七が、最後に火の見櫓に登って太鼓を叩くシーンが描かれます。


                  火事になると、火の見櫓の上に有る半鐘を鳴らしますよね。

                  その櫓に登って、太鼓を叩くんです。

                  江戸の町は夜になると、防犯の為に、町にある扉を閉めるという事をしていたのです。

                  門番が番所に詰めていて、火事などの緊急事態が起こると扉を開いたのだそうです。


                  ストーリーとしては、恋する人を逃がす為に、木戸を開けなければならない。

                  火事が起こると避難の為に、締まっている木戸が開けられる。

                  そこで、お七は火事ではないのに、櫓に登って太鼓を叩いてしまうのです。



                  雪で一面白くなっている夜、赤い着物を着たお七が、

                  雪が舞う中を櫓に登って太鼓を叩きます。



                  なんという美しい演出。

                  この舞台を見ると、本当に美しくてトリハダが立って涙がボロボロこぼれてしまいます。

                  このセンスの良さは、本当に本当に凄いなあと、思うのであります。

                   

                  櫓のお七で検索した画像はこちら

                   

                   

                   

                   

                   

                   

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                  | かわいひでとし | 映画やテレビ歌舞伎や芝居 | 13:44 | comments(0) | - |
                  君の名は時をかける転校生
                  0

                    JUGEMテーマ:映画

                     

                     

                    若かりし頃、シナリオライターになりたかったので、

                    少し脚本のお勉強をしたこ とが有る。


                    脚本の勉強をすると、多分、必ず出てくるのが

                    「シラノ・ド・ベルジュラック」 だ。

                    これは19世紀のフランスで書かれた古典で、良い脚本のお手本になっている。



                    ロクサーヌという女性に恋する二人の男。

                    一人はイケメンのクリスチャン、もう一人はブサイクなシラノ。

                    でもクリスチャンは愛の言葉を伝えるのが下手だった。

                    そこで、シラノはクリスチャンに代わって手紙を書いてあげるのだった。

                    さらに、ある夜、ロクサーヌの居るバルコニーの下で、

                    クリスチャンに代わって 愛の言葉をささやくのもシラノだった。


                    美しい愛の言葉をささやいてくれたのがクリスチャンだと思っていたロクサーヌ

                    はクリスチャンに恋をする。


                    時が流れてクリスチャンは戦死し、

                    修道院で暮らすロクサーヌのもとを訪ねるシ ラノ。


                    クリスチャンの思い出の手紙をロクサーヌはシラノに見せるのだった。


                    それはシラノが書いた手紙なのだ。


                    夜、暗くて文字が見えないにもかかわらず、

                    シラノはその手紙を声を出して読み 続ける、、、。


                    そのとき、ロクサーヌはすべてを悟るのでした、、、、。




                    というお話なのです。


                    これは、「入れ替わり」や「すれ違い」のストーリーの原点ですね。



                    こういう、「入れ替わり」や「すれ違い」はドラマチックなのですよねぇ。

                    どうしてなんだろう、、、。胸がきゅーーんとなってしまうのです。


                    入れ替わりには「タイムスリップ」も有ります。

                    未来から来た人に恋をして、でも、その人は未来に帰ってしまう。

                    だけど、月日が流れ、自分がその「未来」へ行くことになる、、、。

                    この仕掛けはどうしてこんなにドラマチックなのだろう、、、。

                     

                    タイムスリップものの脚本を書いてみたいなあと、良く思ったものでした。

                    そういうわけで、「時をかける少女」を見て号泣し、

                    「転校生」を見て胸がキュンとし、

                    そして「君の名は、」というのも有りましたね。

                    たまにはじっくりゆっくり、

                    こういうドラマを観てしんみりする時間を持てると いいですね、、、、、。

                     

                     

                     

                     

                    ブスの25箇条

                    13歳の息子へ 18の約束

                    息子にさせるべきアルバイト

                    帰宅したら座ってはいけない

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                    | かわいひでとし | 映画やテレビ歌舞伎や芝居 | 12:02 | comments(0) | - |
                    ものがたり
                    0

                      JUGEMテーマ:テレビドラマ

                       

                       

                      昔、シナリオライターになりたかったもので、

                      映画やドラマをじっくり観る奴です。


                      ただ、テレビでドラマを観るというと、

                      どうしてもNHKになってしまいます。



                      民放のドラマで「良かったぁ〜!」と思ったのは、あまり記憶が無く、

                      無理やり思い出してみると、「JIN」とか、かなぁ、、、。


                      やっぱり、NHK演出部のテイストが好きかもです。


                      民放のドラマを観て、激怒した事は何度も有ります。


                      なので、どうも、民放のドラマはイマイチで、

                      どうしてもNHKのドラマが性に合っている様です。


                      なんだかわからんが、録画されていたので観てみたら良かった、

                      というものも良く有りますね。


                      あんな贅沢なドラマを観られるのはNHKならではですねぇ。





                      だけど、しみじみと思うのですが、

                      今後、映画とかドラマって、廃れていくんじゃないのか、ということ。

                      1時間なり、2時間なり、

                      座ってじっくり観るという事が出来ない人、

                      出来ない生活、

                      出来ない雰囲気というものがどんどん蔓延していくような気がします。


                      2時間もじっと座って見続ける集中力が無くなってしまうのではないのかなぁ、

                      なんて思います。


                      ぶち切れ、コマ切れ、要点のみ、

                      で、結局結論は?、とか、

                      そんな雰囲気なんだよねぇ、世の中がさぁ、、、、。


                      ていうか、一日中「画面」を見ているわけで、、、、、。

                      どうなんでしょうねぇ、、、、、、。





                      むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがおりました。

                      うん、それで?

                      ある日、おじいさんは山に芝刈りに、

                      うん、そんで?

                      おばあさんは川に洗濯に行きました。

                      で?結局どうなったの?

                      みたいな、そんな世の中になりそうな気がします。





                      18世中村勘三郎さんが、小さい子供だった頃、


                      内弟子の中村千弥さんが、寝る時に本を読んであげたそうです。

                      勘三郎さんは、

                      うん、それで?

                      そしたら?

                      そんで?

                      と、いくら読み進めていっても一向に寝ないので、

                      千弥さんはもう嫌になって、

                      「死にました」

                      と言ったそうです。

                      そんで?

                      そんでもなにも、死んだんだからもうおしまいです。

                      え?どうなったの?

                      だから死んだんですよ

                      えー?

                      っていう事が良く有ったそうです。

                       

                       

                       

                       

                       

                      メンズエアロサークル(東京都内)

                      筋トレしかしていない人、
                      きつい有酸素運動をしたい人、
                      健康寿命を延ばして若々しさを保ちたい人、

                      スポーツクラブでは出来ない、ハイインパクトエアロビクス

                      詳しくは↓こちらへ
                      http://www.kawaihidetoshi.cafelatte.me/aero/aero000001.html

                       

                      エアロビクス

                       

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                      | かわいひでとし | 映画やテレビ歌舞伎や芝居 | 10:51 | comments(0) | - |
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