かわいひでとし日記

晴耕雨読

思うこと、こころもち、脳内風景


,,,,,,,,,,
仏壇の小引き出しの中に
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    JUGEMテーマ:歌舞伎

     

     

    青貝師、

    という職業が有ったのですね。

    刀などの装飾をするのだそうで、螺鈿だの漆だので、装飾したんでしょうか。



    六郎太夫(ろくろだゆう)という青貝師が、娘の梢(こずえ)の為に、

    刀を売ろうとした話が有ります。


    源平の時代のことです。


    娘のムコさんが平家打倒の為に挙兵する軍資金を援助しようと、

    刀を売ってお金を得ようと考えたのです。


    六郎太夫は、娘を伴って、平家の武士、大庭三郎のところへ、

    この刀を買ってくださいと言いに行きます。

    値段は300両。

    3000万円ですね。



    大庭は刀を気に入り、買ってくれる事になったのですが、同僚が、

    こんなその場のやりとりだけで、高価なものを買うのはどうかと意見します。



    その当時、高価な良い刀というものは、切れ味が良い事が条件でした。

    二つ胴、と言って、人間を二人重ねておいて、スパッと4つに切ってしまえるほ

    どの切れ味なら、間違い無く高価で売る事が出来ます。

    二つ胴が出来た刀には、誰々がこの刀で二つ胴をした、という鑑定書が付いてい

    たりします。

    その鑑定書さえ有れば、非常に高い値段で売る事が出来るのです。



    しかし、その刀には鑑定書は付いていませんでした。



    大庭は刀が欲しかったので、その場で二つ胴を試して、見事切れたならばすぐに

    買うと言うのでした。



    さっそく、牢屋から死刑が確定した二人の囚人が呼ばれる事になったのですが、

    死刑囚は一人しかいませんでした。



    死刑が確定していない人間を切るわけにもいかないから、今日はこの刀を買う事

    は出来ないと、大庭は言うのです。



    六郎太夫は、

    家に鑑定書が有るのを忘れていました、今すぐ娘に取りにやらせますと言い出します。


    六郎太夫は娘の梢に、

    仏壇の小引き出しの中に入っているからとってきておくれ、

    と言うのでした。

    梢は喜んで、急いで家に帰ろうとするのですが、

    六郎太夫は、

    そんなに走って怪我でもするといけないから、ゆっくり行っておいで、

    遅くなっても大事ないのだ、、、。

    と言いうのでした。



    日が暮れかけようとしている鎌倉鶴岡八幡宮の社頭です。



    いいね、仏壇の小引き出しの中だよ、

    そのついでに、仏壇にお灯明をあげてきておくれ、と。



    娘が行ってしまうと、六郎太夫は、

    実は鑑定書が有るというのは、娘を追い払う為に言った嘘だと言うのでした。



    どうか自分を二つ胴の一人に加えてくださいと、六郎太夫は言います。


    この親父は何を言うのだ、切られてしまっては命が無いぞ。

    と大庭は言うのですが、どうしても金が要るので、どうか自分を切ってくださいと哀願します。


    元々刀を買いたかった大庭は承知して、二つ胴が行われる事になるのでした、、、。





    梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)という芝居はもう、

    何度観ただろう。

    この芝居は、梶原平三という主人公の立派さを見せる為の芝居なのだけれど、

    この六郎太夫のくだりは、つい涙目になって観てしまいます。



    最前列の席で観ていた時の事。

    六郎太夫と囚人が二つに重ねられ、切られようとするとき、

    隣の席のおばあちゃんが、泣きながら手を合わせちゃってねぇ、

    拝んじゃってるので、えらい参った事が有りましたねぇ。

    こっちまで一緒になって手を合わせてもらい泣きしちゃったんですよねー。



    ストーリーだけ書くとベタベタなのだけれど、役者の演技がいいんですね、

    ついつい涙が出てしまいます。

    歌舞伎はストーリーだけ書くとほんと、とんでもなかったりするんだけれど、

    役者の演技に感動するんですよね、、、。



    ここに書いたストーリーは、肝心の主人公を省略して書いてしまっています。

    本当は、この主人公のカッコよさがたまらなくいい芝居なのです。

    トリハダが立つくらいかっこいいんですよ、これが。


    ちなみに、このお芝居、むちゃむちゃ嬉しいハッピーエンドで幕を閉じます。

    いや、幕外の引っ込みと言って、幕が引かれた後も嬉しい光景を見せてもらえます。

    大好きなんだな、この芝居。

    思い出しただけで涙目になってたりするわ。

     

    梶原平三誉石切

    http://enmokudb.kabuki.ne.jp/repertoire/286

    追記

    この芝居は、本当に役者の技量で魅せる芝居で、今の歌舞伎界に梶原を演じられる役者は何人いるだろう、

    六郎太夫を哀れに演じられる役者は何人いるだろう、、。

    大御所がどんどん死んでしまって、今、梶原を演じられるのは片岡仁左衛門さんくらいのものなのではないか。

    海老様、染五郎ちゃん、勘九郎ちゃんあたりが、60歳を過ぎるまで待たなくてはならないかもしれない。

     

     

     

     

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    | かわいひでとし | 映画やテレビ歌舞伎や芝居 | 20:39 | comments(0) | - |
    本能寺に向かって 大河ドラマ
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      JUGEMテーマ:テレビドラマ

       

       

      昔は一つの家の中に、子供もじいさんばあさんも一緒に住んでいた。

      なので、じいさんが見るテレビ番組を、子供も一緒に見るのだった。

      大河ドラマが好きな人の多くは、そうやって、じいさんだのお父さんだのが見ていたのを

      一緒に見て育った人たちだ。

      子供の頃からそうやって、ずっと年上の人の感覚を身に着けるのはとても意味のある事だと思う。

      「真田丸」の脚本を書いた三谷幸喜さんも、インタビューでそんな話をしていた。


      何年か前から、大河ドラマはツイッターとセットになっている。

      ドラマを見てからツイッターで大河ドラマのハッシュタグを読むのがトレンドだ。

      ドラマだけ見てもダメなのだ。

      ツイッターで面白さが倍増するのだ。

      そんな楽しい経験を、あなたも味わってみてはいかがでしょうか。

      2020年は「麒麟がくる」。

      明智光秀が主人公です。

      脚本は、池端俊策 。なかなかの力量を持った人です。

      多分面白いのではないでしょうか。

      2020年は、ツイッターと一緒に、本能寺めがけて突っ走ろう。


      麒麟がくる
      https://www.nhk.or.jp/kirin/about/index.html
       

       

       


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      | かわいひでとし | 映画やテレビ歌舞伎や芝居 | 08:20 | comments(0) | - |
      いだてん クドカンの真骨頂
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        JUGEMテーマ:テレビドラマ

         

         

        大河ドラマでは珍しい現代劇。

        クドカンの脚本。

        そして、「真田丸」の訓覇 圭プロデューサー。

        「あまちゃん」の井上 剛ディレクター。

        音楽は「あまちゃん」の大友良英。


        始まってみると、たいして面白くなかった。

        史実に沿って進めなければならないストーリーは、

        クドカンには向かないのだなあと思った。

        しかし、大河ドラマの常、最初のうちはたいして面白くないけれど、

        だんだん面白くなってくるのだった。

        第16話 

        獄中での文七元結にはしびれた。

        森山未來の渾身の演技。じーんときた。

        現実の師匠との思い出と、落語の中のストーリーがオーバーラップする演出は、

        クドカンの真骨頂。

        落語の噺とストーリーをオーバーラップさせるのは、クドカンのライフワークの様なものだ。

        思い出す、「タイガー&ドラゴン」などの作品。


        こういうドラマを見るには、予備知識が必要になる。

        昭和の名人と言われた、5代目 古今亭志ん生。

        そして、「文七元結」、「富久」などなど、古典の名作落語。


        日本初のオリンピック選手、金栗四三。

        そして戦争のために中止となった幻の東京オリンピック。

        嘉納治五郎の夢だった東京オリンピックは、加納の死後、

        1964年に開催される。

        そして2020は、2度目の年東京オリンピック。

        その前の1年間、こうして東京オリンピックに向かって突っ走るドラマを見ることができた。

        強く感じるのは、やっぱり昔の人は偉かった、ということだ。

        無理をしてでもやり通す先人たちを見習いたいものだ。


        早いもので、来週はもう最終回。

        1年間ありがとうございました。楽しかったです。

        こうしてテンポの良い現代劇を見慣れてしまうと、

        来年からまた時代劇を見るのがかったるくなってくるなあ、、、。



        「文七元結」今けーったよ
        http://www.kawaihidetoshi.cafelatte.me/diary/0058.html


        火炎太鼓
        https://youtu.be/sqwQFKZCrMI?t=56





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        | かわいひでとし | 映画やテレビ歌舞伎や芝居 | 02:13 | comments(0) | - |
        海外公演 男子新体操と歌舞伎
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          JUGEMテーマ:社会の出来事

           

           

          昔、歌舞伎が海外公演をする時は、外国人にウケそうな演目をやるものだった。

          様式美を見せる華やかな「時代物」をやるのが常道だった。

          ところが、18代目中村勘三郎さんがアメリカ公演をすることになった時、

          松竹の会長に「夏祭浪花鑑」をやりたいと言ったのだった。

          これは「世話物」というジャンルの人間ドラマで、様式美とはかけ離れている。

          ダメだよ、そんなのやっちゃあ、汚らしいじゃないか、と会長は言ったが、

          勘三郎さんは、どうしてもやりたい、失敗したら腹切ります、と言ったとか。


          そのニューヨーク公演は大成功となり、アメリカの批評家からも大絶賛を受けたのだった。

          自分もそのニューヨーク公演のビデオを何回も見て感激したものだった。

          その後、ヨーロッパでも何度か公演を行っている。


          外国人にウケそうなものをやる、という考えは浅はかだった。

          良いものは良いと思ってくれるのだ、と、強く思ったものだった。

          もちろん、日本文化を良く知らない外国人は、日本人とちょっと違う所を見るようなところは有るけれど、

          普遍的なものはちゃんと見てくれるのだ。

          このページに勘三郎さんのコラムが載っています。
          https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bluebook/2007/html/h3/h3_63.html

           

          男子新体操の海外公演の動画を見ていると、それと似たことを思う。

          客席が沸くのはタンブリングの所だけだったりする事も有る。

          美しい徒手には興味無いんじゃないだろうか、なんて思ったりもする。

          だから男子新体操が国際化したら、ルールが変わってアクロバットばかりになるのではないか、と思ったりもした。

          海外公演をするなら様式美を見せられる団体演技が良いのだろうと思っていた。

          そんな中で、今年の国士館のドイツ公演の動画、田中啓介選手のスティック演技を見ながら、

          解る人はわかってくれるんだろうなあとしみじみ思いました。

          見てもあまり良く分からない人もいるし、良く見ないで「男が新体操?気持ち悪い」とか言う人も居るのだけれど、

          彼の演技を見て「美しい」と思った人がたくさんいたのだろうな、と思いました。

           

           

          今でも国士舘の集団演技では最高傑作ではないかと思う、2015年の演技

           

           

           

          様式美とリズム感

          国際化すると、、、、


           

           

           

           

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          | かわいひでとし | 映画やテレビ歌舞伎や芝居 | 02:11 | comments(0) | - |
          ゼログラビティと現場仕事と想像力の件
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            JUGEMテーマ:社会の出来事

             

             

            清州会議と謝罪の王様とゼログラビティを観た。

            清州会議は、司馬遼太郎さんで読んだものを再確認しただけで、特に爆笑シーン
            が有るわけでもなく、つまらんわけでもなく、淡々としていたかな。
            司馬遼の小説を動画にしたかっただけなんかな、、、。

            謝罪の王様は、観てるうちに、これ、クドカン?だよね、と思ったら、やっぱり
            そうだった。アベサダが主演の時点で気がついても良さそうだけど、一切予備知
            識無しで観たもので、、、。
            ん〜、やっぱし、クドカンの最高傑作は、あまちゃんですね。

            ゼログラビティ、久しぶりにハリウッドの映画観たけれど、ぐったりした。
            なんというか、ちょっとでもブルーカラーな仕事をした事が有る人なら、「んな
            わけねーだろ」と思うんじゃないかな。
            そんなうまくいくわけね〜よな。



            ブルーカラーな仕事をした経験って、実は結構重要なんじゃないかと良く思いま
            す。
            頭で考えたり、図面だのなんだので考えるのと実際は違ってくるわけで、それが
            パッと解るんですよね、現場仕事した事有る人は。

            んで、そういう仕事しないまでも、工作だとか、日曜大工だとか、そういう事やっ
            てみておくのも、結構必要だと思います。

            俺は何でも自分でやるクセがあって、髪の毛は自分で切るし、ちょっとここに棚
            が欲しいなと思えば自分で作るし、メシも自分で作るし、、、。


            手先は思い切り不器用なんで、えらい雑なものが出来あがるんですが、それでも
            自分でやるんですね、、、。

            ここに棚有るといいな、と思っても、そこの幅とかにぴったり入る既製品が無い
            という事が良く有るんで、自分で測って作ったほうがいいんですね。

            何かしら現場仕事的な事をやった経験というのは、結構役に立つものですよ。

            会議なんかでも、それって実際にやったら、こういう所がうまくいかないんじゃ
            ないか的な発想がすぐ出てきたりするようになります。


            ゼログラビティですが、映画、エンターテイメント、なので、ストーリーが荒唐
            無稽なのは全然有りなんですけど、なんだろう、なんか違うって思えます。

            ストーリーが荒唐無稽と言えば歌舞伎ですが、歌舞伎の場合、全然違和感を覚え
            ないのが素晴らしいところです。

            ハリウッドはスクリーンの中で全部完結してしまっているからだと思います。

            技術を駆使して巨額を投じて、まるでホンモノの様に見せる事に命かけて作って
            おいて、ストーリーは荒唐無稽だから違和感なんじゃないですかね。

            歌舞伎は、宙乗りする時とかも、江戸時代は荒縄使っていたそうですが、現代で
            はワイヤーですね、それを隠そうともしないんですね。

            演出そのものが様式的だから、荒唐無稽でも違和感無しなんだと思います。

            舞台上で完成するのではなく、観る人間の頭の中で焦点が結ばれるのが歌舞伎だ
            と思います。
            観る人に想像力が必要になります。

            想像力と現場仕事、大事だと思います。

             

             

             

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            | かわいひでとし | 映画やテレビ歌舞伎や芝居 | 09:42 | comments(0) | - |
            最近笑った動画
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              JUGEMテーマ:テレビドラマ

               

               

              徹夜で仕事して、夜中に疲れてきて、何かの拍子に笑ってしまって、

              脱力笑いが止まらなくなる、あれに似ている。

              どっと疲れて脱力笑いが止まらなくなる。

               

               

              カイくんが、いやな顔するのがめちゃかわいい

               

               

              爆笑というのか、号泣というのか、
              俺でもこうなると思うわ。
              愛する相棒が逝ってしまうことを考えたら、もう考えただけで泣いちゃうもんね。

               

               

               

              ゆーちゅーばーず

              ゆーちゅーばーず2

               

               

               

               

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              | かわいひでとし | 映画やテレビ歌舞伎や芝居 | 20:49 | comments(0) | - |
              映画の見方
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                JUGEMテーマ:映画

                 

                映画の感想をネットで見る事が有るけれど、

                実に評価が様々です。

                大感動した人がいるかと思えば、クッソつまんねぇと言う人も居る。


                自分の個人的な考えではあるけれど、映画についてひとくさり、、、。


                ステレオタイプ的に言いますと、ハリウッドの映画というのは「具体的」で、

                日本映画やヨーロッパ映画は「抽象的」と言えばいいんだろうか、、、、。

                要するに、ストーリーを追いながら、ハラハラドキドキしたりしながら見る映画と、

                ストーリーよりも、演技や雰囲気を味わいながら見る映画と、ふたつ有るんじゃないだろうか。


                ストーリーなんかどうでも良くて、演技を見せるためのものの究極が歌舞伎です。

                あれはほんとに、ストーリーなんてどうでもいいんですね。

                演技を見るんです。

                見てるほうは、セリフまで暗記してしまっているくらいもう解って見ている。

                全部解っているのになぜ見るのかというと、演技を見る為なんです。

                演技を味わう為に見ている。

                 

                そういえば、「ニューシネマパラダイス」にも、

                セリフを全部暗記しているお客さんが出てきましたね。

                あの人は演技や雰囲気を味わって見ているんですね。


                一方、ハリウッドの映画では、最後に大どんでん返しが有るだの、まるで本物みたいな映像だの、

                そういうところを追いかける映画が多い。


                ハリウッドの映画でも、たとえば「タイタニック」などは演技を見る映画でしたね。

                ストーリーなんて、見る前から分かっている訳で、氷山にぶつかって沈没するんだというのはわかっている。

                あの映画の良いところは、演技ですよね。

                素敵な演技がたくさん出てきます。ほんとに素晴らしい演技に感動した映画です。

                主役のふたりよりも、周りを固めている脇役の人たちの名演技に感動しました。

                 

                逆に、ストーリーや映像美で感動した映画と言えば、「未知との遭遇」でした。

                 ああいう圧倒的な映像の映画というのがまだあまり無かった頃なので、

                あの迫力ある映像に圧倒されて、立ち上がれないくらい衝撃を受けてしまいました。

                まるで、自分が実際に体験したかの様な衝撃でした。


                ストーリーも、演技も、どちらも演劇や映画には大切な要素ですが、

                どちらか一方にしか関心が無いと、ある人は感動し、ある人はクソつまんねえと言うのだろうと思います。

                芝居が好きな人なら演技を味わう事も多いと思います。

                ストーリーや映像を追う人に、芝居を好きになれと言っても、そんな事に関心が無いのだからしょーがない。

                というわけで、映画の評価が真っ二つに分かれるのはそういう事情なんじゃないでしょうか。

                 

                熱演から思う、本質と枝葉

                大河ドラマはなぜこんなに面白いのか

                腕を挙げて上に伸びる

                小津、黒澤、山田

                鰻と酒で600円か

                昭和感    役者の輝き

                ゆっくり味わう

                仏壇の小引き出しの中に

                役者の存在感

                映画

                 

                 

                 


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                | かわいひでとし | 映画やテレビ歌舞伎や芝居 | 11:45 | comments(0) | - |
                余韻
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                  昔は、「名画座」と呼ばれる映画館が都内にも数か所在った。

                  その名の通り、古いけど、名画と呼ばれる映画を上映してくれる映画館だ。

                  高校生の時、彼女とデートで映画を見に行った。

                  「愛情物語」という映画だった。

                  映画を見終わって、自分は感動してボ〜ぜんとしてしまっていた。

                  2度と立ち直れないくらい感動してしまっていた。

                  あんまり長い間ボ〜ぜんとしていたので、彼女が怒ってしまった。


                  ピアニストの大河ドラマみたいな映画だった。

                  結婚して、息子ができ、息子がピアニストになる、みたいな、、、。

                  父親がいなくなる(亡くなる)カットに衝撃を受けてしまったのを良く覚えている。


                  この映画のテーマ曲、To Love Again も美しかった。



                  もしかして、自分が高校生の時ピアノを習いに行ったのはこの映画のせいだったのかもしれない。



                  何かに感動すると、しばらく立ち直れなくなってしまうのは大人になった今でも高校生の時のままだ。

                  ぱっと切り替えて、というのができない、というかしたくない。

                  ぱっと切り替えられるような人間にはなりたくない、と思っているふしがある。

                  そんな事言ってたら、この世の中で生きてらんねーのだが、、、。




                  歌舞伎を見て衝撃を受けた事も有った。

                  「本朝廿四孝」、奥庭狐火、中村福助さんの八重垣姫を見た時、感動してその晩は眠れなくなってしまった。

                  http://enmokudb.kabuki.ne.jp/repertoire/366


                  そんなわけなので、ラグビーを見て感動したら、

                  同じ日に録画されている大河ドラマを見るのは、翌日か翌々日にするのだ。

                  頭の中がラグビーでいっぱいになっているのに、

                  また新たな感動を得ようなどとは思わないのだ。


                  しかし、この前の日曜日、ラグビーを見たあとすぐ、

                  大河ドラマを見て感動してしまった、、、、。

                  なぜかわからんが、そういう人間にはなりたくないのだ。

                  なんちゅーことをしてくれたのだ、と思ったが、続けて見てしまったのだった。

                  まあ、ラグビーはにわかファンなのでボーぜんとするほどではなかったということで勘弁しておいてやろうか。



                  と、いうようなわけでございまして、

                  感動したらとことんボーぜんとしたいのだ。

                  ぱっと切り替えられる人間にはなりたくないのだ。

                  よくわからんが、そーなのであった。

                   

                   

                   


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                  | かわいひでとし | 映画やテレビ歌舞伎や芝居 | 20:02 | comments(0) | - |
                  ゆーちゅーばーず2 最近感動した動画
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                    JUGEMテーマ:テレビドラマ

                     

                     

                    男の子はやっぱり愛嬌が大事だ、と思わされる。

                    フォルテ君の「愛嬌力」が素晴らしく楽しい。

                    彼はショパンコンクールのアジアチャンピオン。

                    米国留学の経験も有り、明るい人柄が素晴らしい。

                    彼のピアノはパワフル、ド派手、指の力が強い!

                    彼のストリートピアノでのパフォーマンスがとっても楽しい。


                    都庁の思い出ピアノでの連弾は、選曲の楽しさもあいまって、一番のお気に入りです。

                    さっそく見てみマッチョ。

                    この楽しさよ。外国人観光客を釘付けにするパフォーマンス力!

                    とにかく、彼には有名なパフォーマー、

                    ないしはプロピアニスト兼芸人かなんか(笑)になって欲しいです。


                    上記ハンガリー舞曲の練習の模様はこちら。
                    https://www.youtube.com/watch?v=6w6cfAkogzw

                    横浜でのパフォーマンス
                    https://www.youtube.com/watch?time_continue=171&v=K8v1cGZLlr0


                    都庁でソロ
                    https://www.youtube.com/watch?v=XwblSY_dZ9s

                    ストリートピアノで ラ、カンパネルラ
                    https://www.youtube.com/watch?v=JqRL3sLhC2U

                    超絶技巧
                    https://www.youtube.com/watch?v=yog_gsEfAeA

                    ホールでマジ弾き 英雄ポロネーズ
                    https://www.youtube.com/watch?v=LvDfJ1Fa-WQ


                    相方のピアノちゃんとのチャンネル ピアノフォルテ
                    https://www.youtube.com/channel/UCYtL97BUxC8PsNXfhxi1X-Q

                    残念にもこのコンビは解散してしまいましたが、チャンネルは残してあります


                    マッチョなピアニスト 僕、フォルテ
                    https://www.youtube.com/channel/UC4ZMxjJYNiR0MnvwBdquEAA









                    ピアノのおもひで

                     

                     

                     

                     

                     

                     


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                    | かわいひでとし | 映画やテレビ歌舞伎や芝居 | 07:20 | comments(0) | - |
                    大河ドラマ
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                      JUGEMテーマ:テレビドラマ

                       

                       

                      大河ドラマを見ている人の多くは、子供の頃、お父さんやお爺さんが見ているので一緒に見ていたという人が多い様だ。

                      子供の頃からそうやって見る習慣が出来たので、大人になってもそのまま続くのだろう

                      毎週日曜日に大河を見るのは、そういう、なかば習慣の様な部分も有ると思う。

                      習慣なので、最初のうちは面白くなくても、これから面白くなるだろうと考えて見続ける事が出来るのではないだろうか。

                      大河といえば時代劇。

                      歴史の教科書で習って知っている話をドラマで見るわけだが、もう知っているからといってつまらない訳では無い。

                      登場人物のその時、そう決断した時の気持ちをドラマで表現してくれるからだろう。

                      また、その人物を役者がどう表現するのか、も面白さの一つだと思う。

                      今年の大河は、#いだてん 。

                      日本で初めてオリンピック選手になったマラソンランナー、金栗四三(失意の途中棄権)と、

                      柔道の創始者であり、大日本体育協会の会長であった嘉納治五郎、

                      日本初の女性オリンピック選手になった人見絹江(銀メダル!)や、

                      前畑ガンバレで有名な水泳選手前畑秀子(金メダル!)、

                      1964年の東京オリンピックを成功させた田畑政治(日本水泳連盟会長)

                      などが登場する明治から昭和にかけての、日本スポーツ界の物語だ。

                      大河といえば時代劇だったので、最初はしっくりくるのか心配だったけれど、見ているとやはりおもしろい。

                      現代劇でもいいじゃないか、と思う様になった。

                      NHKのドラマというのは、テレビ界の中でも一番自由に作られているのではないかと思う。

                      事務所の力関係やスポンサーへの忖度などが無く、演出家や脚本家の自由な創造を表現しているのではないだろうか。

                      そして、民放ではとても出来ない様な豪華なキャストも魅力だ。

                      NHKは公共放送だから、という理由でギャラが安い事は有名だが、だからこそ出来る豪華なキャスト。

                      ギャラが安くても、役者たちは手を抜く訳ではない。

                      むしろ、大河というブランドに出られる事を誇りにして精一杯の演技をしてくれる。

                      今年の大河を見て、現代劇でも十分いける、と思ったし、NHKもそう感じたのではないだろうか。

                      ちょんまげが無い大河。

                      そういえば、歌舞伎にもたまに、ちょんまげが無い歌舞伎が有る。

                      明治初期の翻訳劇などで、見てみると意外と面白い。

                      大河もこれから、ちょんまげの無い大河をどんどんやってくれたら面白いと思う。

                      明治から昭和にかけて、面白いエピソードは山ほど有るだろう。

                      必死になって、駆け足で近代化した明治のエピソードや、昭和の戦争へ向かう苦悩とか、
                      見てみたい話は多いのではないか。

                      来年の大河は明智光秀とのこと。

                      再来年はまた、ちょんまげ無しではどうだろうか。

                       

                      大河ドラマはなぜこんなに面白いのか

                      イチゴパンツ 真田丸

                      許容範囲

                      どうもありがとうございます


                       


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                      | かわいひでとし | 映画やテレビ歌舞伎や芝居 | 06:43 | comments(0) | - |
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